2回目のフルマラソン

大会情報

みなさんは初マラソンは成功しましたか?失敗しましたか?私は失敗しました・・・。

マラソンの走り方、練習方法がわからず、闇雲にノリで走って失敗しました。

前回の反省を踏まえて練習方法は前の記事で書いたように距離と時間を増やして対応しました。

問題はレースの走り方。今回はレースの準備、走っている最中の給食や給水、大会結果について書いていきたいと思います。

いざ!大阪42.195キロ!

1.レース前の準備、ウォーミングアップ

1-1.走る前に準備したもの

準備したものは「給食」です。主に攣り対策、エネルギー切れ対策として準備しました。

「準備」はものをそろえて終わりではありません。本番で使う前に一度食べてみましょう。

理由としては味が合うかどうか確認するためです。中には苦手な味があるかもしれません。本番でいきなり食べて「合わない!」ってなったらそのあとのレースはうまくいきません・・・。必ず一度味見をしてから本番で食べるようにしてください。

以下で攣り対策、エネルギー切れ対策で準備した給食を紹介します。

前回のマラソンでは中盤から足が攣ってしまい、まともに走ることができませんでした。

そこで今回は足の攣り対策としてマグオンを途中で給食することにしました。

味はレモンにし、すっきりと後に残らない味でおいしく飲めます!

マグネシウムは痙攣対策に有効なサプリメントです。加えてジェル状で飲みやすく、エネルギー補給にもなるので後半のエネルギー切れの対策にもなります!

マグオンにもエネルギーはありますが、それに加えてエネルギー切れ対策で今回はスポーツようかんを準備しました。

これは結構画期的な補給食だと思います。スティック型のようかんで、味はもちろん美味しいです!それに加えて真ん中の部分を押すとようかんが出てくるんです!

普通なら口を切ってから食べなければなりません。汗で手が濡れていて滑って切れなく、それがすごくストレスになるのでこの仕組みはランナー目線で非常に助かりました!

この2種類を各3本、計6本を準備しました。ランナーは補給食を手にもって走る人もいますが、それだと給水ができないので、私の場合はアームウォーマーの中に入れて食べたいときに食べるようにしました。これだと落ちる心配もないですし、走りながら簡単に補給ができます。

ただし、このやり方はアームウォーマーを使う冬限定?の対策なので、ポケット付きのランニングパンツに入れて走るのが一般的ではないでしょうか。

1-2.ウォーミングアップ

マラソンのウォーミングアップはどういうことをすればいいんだろう?と疑問に思っている人もいると思います。

アップで走りはするけど、どれくらい走ればいいの?とわからない人も多いと思います。

ズバリ、ウォーミングアップは体が温まって筋肉がほぐれれば十分です。時間にして10分も走れば十分だと思います。息が上がったり、心拍数を上げる必要はありません。

基本的にマラソンはトップランナーでもない限り速いペースでは走りません。最初の5キロぐらいをウォーミングアップ感覚で走れば十分です。

私の場合は10分ほどジョグをし、体操から簡単なストレッチをして全部で30~40分ぐらいで終わりました。ジョグをしながらスタート位置の確認、会場の雰囲気、スタートしてからのコースの確認などを行いました。

一通り終わってからは体を冷やさないように会場内を歩いて時間まで動いていました。

ロードレースの大会では荷物預けやトイレなど時間が限られているものを優先させなければいけないので、スケジュール管理をしっかりして当日ストレスを感じないようにしましょう!

2.大阪42.195キロスタート

2-1.目標設定

前回は1キロを4分で走って残り30キロから勝負をしてしまったので、今回は目標タイムをサブ3.5にしました。

先週のハーフでキロ4分が精いっぱいだったので、ここは攻めることはせずに最初からペースを刻んでいこうと思いました。

正直マラソンの前にハーフを走っておいてよかったと思いました。自分の実力がはっきりわかったので、マラソンでの目標タイムを明確に決めることができました!いきなりマラソンを走るよりもやっぱり段階を踏んで挑戦することが必要だと思いました。

1キロ5分だとサブ3.5になるので、前半を4分50前後で行って貯金をし、後半は貯金を切り崩しながら走ることを意識しました。

2-2.レース展開

大会は長居陸上競技場の長距離走路の周回コースを走るコースで、コース自体はフラット。非常に走りやすく、非公認ではありますが記録が狙いやすいと思いました。

何よりも周回コースだと同じぐらいのペースの人が見つけやすく、集団で行けるので早い段階で楽な気持ちで走れます。

スタートのピストルが鳴って早速集団の後ろにつきました。後ろについて風よけにするのと、給水がとりやすいメリットがあるので、自分の中ではここが定位置になります。

集団に引っ張ってもらいながら1キロを通過し時計を見たら4分半ぐらい・・・。感覚的にはそんなに速くは感じなかったけど、予定よりもだいぶ速い・・・。早速集団から離れて後ろの集団へ。今度のペースはちょうどいいぐらい。そこからは何も考えずにただ走るだけ・・・。

そのままハーフぐらいまで順調にペースを刻んで、そこで1回目のマグオン!痙攣対策で補給して、そのついでにようかんも補給しました。疲れた体に染み渡る~。

それでも28キロ過ぎた辺りで足がだるくなってきたというか、ペースを維持することがちょっとずつしんどくなってきました・・・。そこでまたエネルギーをチャージして足を動かしました。それでも足が動かなくなってきた・・・。

30キロを過ぎてからは4分50前後が維持できず、5分オーバーでしか走れなくなり、単独走になりました。

そこからはキツイキツイ・・・。攣りかけている足を気づかいながらちょくちょく食べていきましたが、残りの距離が全然減っていかない・・・。

それでも何とか極端にペースを落とさずに1度も歩かずにゴールできました。

記録は3時間26分48秒で何とか目標を達成できました!

20120304155300

3.まとめ 2回目のフルマラソン

初マラソンから4か月で1時間近く自己ベストを更新しました。

自分の中でこのタイムが出た要因としては

  1. 練習内容の改善
  2. 本番への事前準備
  3. 本番のペース配分の再考

この3点だと思います。

距離と時間を延ばすことを意識して走り、とにかく質よりも量を重視するようにした結果前回よりもマラソンの距離に対して耐性が付いたと思います。

事前準備も前回は丸腰で臨んだ(マラソンなめすぎ)反省からとにかく対策を考えて給食から痙攣対策までしっかり対策をしました。

また、前の週にハーフマラソンを走ったことで自分の今の実力がわかり、そこで本番のペース配分を考えられたことは大きなメリットでした。これが一番今回の結果につながったと思います。

非公認の周回コースですが、マラソンを始めるきっかけや初マラソンにはいい大会だと思いました。

次回はマラソンを走った後の体の状態、ケアについて書きたいと思います。

体はハーフの比ではありませんでした(笑)

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