突然ですが、みなさんは走る時間はちゃんと取れていますか?
仕事が終わった後に走ろうと思っても「今日は仕事で疲れたしな・・・」と思ったり、「仕事で遅くなって走る時間がないしな・・・」という人は朝の出勤前に走ってみてはどうでしょうか?
この記事を書くにあたり、朝ランニングする効果について調べたらいいことずくめであることが分かりました。
朝活としてランニングをするメリットについては以下になります。
- 痩せやすくなる
- 仕事の効率が上がる
- 良質な睡眠がとれる
メリットもあれば当然デメリットもあり、デメリットについては以下になります。
- 始めるまでのハードルが高い
- ケガのリスクが高い
次からそれぞれのメリット、デメリットについて説明していきます。
1.朝ランに期待できる効果とメリット
1-1.痩せやすくなる
朝ランの効果の1つ目は「痩せやすくなること」です!
その理由は2つあります。
- 脂肪燃焼効果が高い
- 血行促進効果
1つ目の脂肪燃焼効果については、人のエネルギー代謝によるものです。
人の体は運動の際にまず最初に糖質をエネルギーとして使い、そのあとに脂質を使って体を動かしています。
イメージとしては火を起こすときに最初に細い枝を使い、その後に太い枝を使って火を大きくしていきます。
ここでは火=代謝、細い枝=糖質、太い枝=脂質になります。
朝起きたばかりの体は体内の血糖値が低い状態です。
体の代謝としては、糖質を使ってから脂質を使うため、血糖値が低い状態だと脂質がすぐに使われるようになる=効率的に脂肪燃焼効果があるということになります。
2つ目の血行促進効果については、朝一番のランニングによって血流が良くなり体温が上がると代謝が上がり、ここでも脂肪燃焼効果が期待できます。
さらに消化器官の働きも良くなり、便通も規則的になるといった効果も期待できます!
1-2.仕事の効率が上がる
朝ランの効果2つ目は「仕事の効率が上がる」です!
早朝のランニングは場所にもよると思いますが、人や車があまりいないため周りが静かで自分の走りにかなり集中できます!
音楽を聴きながら集中して走ることもおススメです!
また、朝の空気感はすごく気持ちがよく、その空気を吸いながら走ると爽快感と充実感が得られます。
朝から充実した気持ちになると一日を前向きな気持ちでスタートできます!
先の血行促進にも関係ありますが、血流が良くなるため体温が上がり、脳への血流も良くなるため朝活をした方が朝から集中して仕事に取り組むことができます!
前向きな気持ちと脳への血流が仕事の効率をよくしてくれます!!
1-3.良質な睡眠がとれる
人は朝日を浴びると「セロトニン」というホルモンが分泌されます。
このセロトニンは体の体内リズムを整えるホルモンで、セロトニンが分泌されると約14~16時間後に自然と眠気を感じるようになるといわれています。
この体内リズムが整うとスムーズに入眠することができて睡眠の質も上がり、早寝早起きの習慣が身につきやすくなります。
また、睡眠の質が上がることによって疲労の回復も期待でき、仕事の効率も自然と上がるでしょう。
朝活の効果はこの3つの効果がそれぞれ関連して体に効果を与えています!
2.朝ランのデメリット
2-1.始めるまでのハードルが高い
何かを始めようと思ったときは誰でもやる気に満ち溢れています。
ただそこからいざ行動に移すとなると・・・という人は多いと思います。
朝ランを始める場合は寝起きの行動なので特に腰が重いと思います。
学生時代は朝練として走っていましたが、いざ社会人になって仕事の前に走るとなるとかなり体は重かったです。
そこで私がやったことは「翌朝走るために着替えを起きてすぐ目のつく場所に置く」、「走らなくてもいいから朝起きたらとりあえず着替えをする」です。
単純ですが、着替えを習慣化することによって自分を「やらなきゃいけない」状態にするようにできました。
朝ラン以外にも自分を何かをやる一歩前の状態にすることを習慣化することによって継続することができるようになります!
2-2.ケガのリスクが高い
朝ランをするにあたって起きかけの体は筋温が低い状態であり、筋肉や関節の状態は柔軟性が低いため膝や股関節の障害、肉離れのリスクが高くなります。
走り始めは特に注意が必要になるため、十分な準備運動を行い、ゆっくりとしたスピードから走り始めて体が十分に温まってから通常のペースで走るようにしましょう!
その他にも走る前に注意することは「水分補給」と「栄養補給」です。
寝起きの体は低血糖、脱水の状態です。
そのため、いきなり走り始めると低血糖や脱水でフラフラになってしまいかなり危険な状態になってしまいます。
そうならないためにも起きがけにコップ1杯の水を飲み、栄養補給としてチョコレートやバナナ、ナッツなどの本当に軽いものを補給しましょう。
私の場合は飲みもので体をすぐ温めるように白湯を飲んで、チョコレートを食べてから走るようにしています。
手軽にできる対策で効果的なので絶対に忘れないようにしましょう!!
3.まとめ デメリットの対策をして習慣化しよう!
仕事が忙しく、家に帰っても家族との時間があるため帰ってから時間がない人は朝活としてのランニングをしてみてはいかがでしょうか?
朝ランニングする際のメリットとデメリットについても書きました。
デメリットについてはキチンと対策をすることによってデメリットをなくすことができます。
朝走ることを習慣化することが一番大変かもしれませんが私の「着替えを準備する」やり方以外にもやり方はあると思います。
私自身、「今日はさすがに走るのはきついな・・・」というときは走る格好に着替えて筋トレをするようにしています。
私は意思が弱いので、「着替える」という習慣を言い訳でやらなくなるとそのまま終わってしまうと思います(笑)
朝活はダイエット効果や仕事の効率アップ、快眠など得られるメリットはかなり大きと思います。
習慣化できればこちらのものです!
最後にレベル別に朝ランの時間と距離をまとめたので参考にしてください!!
距離 | 時間 | 頻度 | |
初心者 | 2~3キロ程度 | 15分~20分 | 週2回程度 |
ダイエット目的 | 3~5キロ程度 | 20分~30分 | 週3回程度 |
フルマラソン挑戦 | 4~6キロ程度 | 30分以上 | 週3回程度 |
あくまでも目安ですので、自分の走れる時間を考えて頻度を調整していきましょう!!
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