第8回角田山一周2023ハーフマラソン大会より
2023年4月9日(日)に私自身5年ぶりのハーフマラソンを走ってきました!
5年ぶり⁉結果はどうだったの?
非公認の大会ではありますが、記録は1時間31分32秒で30代の部12位、総合42位でした!
タイムは自己ワースト記録で、後に書きますが直近の練習内容と当日の天候を考えると上出来のタイムかなと思います。
自己ワーストでも納得の記録ならよかったね!
みなさんは初めて出る大会で何か対策を考えてからレースに臨んでいますか?
対策って言ったって何をどうしたらいいのか分からないよ!
今回の大会は細かいアップダウンがあったり、かなりの強風が吹いたりと、走りながらその場で対策を考えながら都度対応して戦略的に走りました!
アップダウンや風があるときの走り方の対策は以下になります!
アップダウンのあるコース:走りのリズムを崩さない
風があるときの対策:集団の後ろについて前の人を風よけに使う
今回は大会情報からレース内容について書いていきます!
1.大会基本情報
1-1.大会概要
大会のコンセプトは「海と山が織りなすロケーションを走り抜けよう」です。
コンセプトの通り海外線と山を走る自然を楽しめる景色のいいコースでした。
特に海沿いのシーサイドラインを走るときはコースから佐渡島が見えるのと、当日は天気が悪くて残念でしたが、天気がいいと波が穏やかで海岸線からの景色は最高です!!
1-2.コース
コース図については以下の図を参考にしてください。
第8回角田山一周2023ハーフマラソン大会より
ほんとに山を一周するんだね!しかも高低差のところですごく登ってる!!
後にレース内容の部分で書きますが、図で見るのと実際に走るのとでは全然違いました💦
大まかに走るコースは住宅街→細かいアップダウンのある山道→海岸線→峠→住宅街とあまり平たんな場所がなく、住宅街でも細かいアップダウンがありました。
ずっと上ったり下ったりだと難しいコースなんだね
走った感じはペース配分が難しいコースだと思いました💦
ペースが不安定になるとそれだけ足を使うことになりますし、後半の峠のことをしっかりと考えてペース配分しないと確実に後半になって潰れます。
1-3.参加賞
写真左から「軍手」、「ゆずっこ」、「巻名物の鯛サイダー」、「みつば」、「ドレッシング」、「記念タオル」と結構数があって食べ物系なのでおいしくいただけました!
2.当日のレース内容
大会当日の気温は10℃、西の風8mで気温は走りやすいですが風がかなり強く、遮るものがない海沿いに出たとたんにものすごい風に体を押し戻されました・・・。
当日のレース内容について、コース図を参考に紹介していきます!
以下がコースの概要です。
スタート~8キロ:住宅街エリア(細かいアップダウンあり)
8キロ~13キロ:シーサイドラインエリア(海沿いの絶景エリア、アップダウンあり)
14キロ~16キロ:五ヶ峠エリア上り(大会一番の難所。斜度20%、標高170mを駆け上がる)
17キロ~18キロ:五ヶ峠エリア下り(長い下り坂)
19キロ~21キロ:住宅街エリア(緩やかな下り)
次からそれぞれのエリアについて、当日のレース内容とともに説明していきます!
2-1.スタート~7キロ:住宅街エリア 声援がもらえる!
城山運動公園をスタートしてしばらくは写真奥ような田んぼ道を真っ直ぐに進みます。
その後は細かいアップダウンのある住宅街をひたすら走ります。
みなさんはこのようにアップダウンのあるコースは何を意識して走りますか?
アップダウンのあるコースだとペースが安定しなそうだね・・・。
細かいアップダウンがある場合に意識するポイントは「リズムを崩さないこと」です。
頭の中で1、2、3と数を数えるか、タン・タン・タンとリズムを刻むか。
ラップタイムが安定しないのはしょうがないですが、リズムが安定していれば足への負担も少なくてすみます。
ペースよりもリズムを安定させればいいんだね!
序盤は大きな集団になっていますが、5キロぐらい走っていると、自然と同じぐらいのペースの5、6人ぐらいの集団になってきます。
このエリアではリズムを安定させながら次の風が強くなるシーサイドエリアに備えるためできるだけ足を使わないことを意識しました。
今回走って何よりも嬉しかったのは、コース上で応援されたこと。
コロナの影響で自粛が求められていましたが、今回からやっと解禁になりました!
応援されるとやっぱり力になるもんね!!
2-2.シーサイドラインエリア 絶景エリア
シーサイドエリアは海岸線を走る景色がとても良く、天気がいいと佐渡島が見えて走っていて気持ちのいいコースです!
ただ、当日は曇りで風速8mと非常に風が強かったため、ここは景色は見ずにじっと我慢して前の人の後ろについて走りました。
風速8mってどれぐらいなの⁉
調べてみたら時速29キロの車から顔を出した時に受ける風の強さだそうです。
歩けなくなる一歩手前ぐらいの風速だそうで、まともに風を受けながら走るとかなり体力を消耗するので集団の後ろについて風よけにして走りました。
風よけ?
向かい風が吹いているときの走り方としては、まともに風を受けて走るとかなり体力を消耗します。
風を受けないために集団の後方、人の後ろについて自分が直接風を受けないようにして体力を温存します。
今回は向かい風になってペースが落ちましたが、前に出たい気持ちを抑えて後半の登りに備えるように意識して我慢しました。
ちゃんと考えながら走らないとなんだね!
よく「走っているとき何考えているの?」と聞かれますが、意外と走りながら状況を見て判断しているんですよ(笑)
2-3.五ヶ峠エリア上り 大会1の難所!
シーサイドエリアを抜けると次は大会1の難所である斜度20%の五ヶ峠エリアです!
ここは2キロしかないけど、どう走ったの?
ここからためていた足を一気に使うように集団から抜け出して単独走になりました。
斜度20%って壁みたいな登り坂だよね⁉大丈夫だったの?
コース図できつい登り坂があることは知っていましたが、実際に走ってみると死にました(笑)
本っっっっ当にきつい登り坂で、山を走って慣らしているのは錯覚かと思うぐらいきつかったです。
人の後ろについて走ったほうが楽なんだよね?どうして単独走を選んだの?
登り坂がかなり苦手で人の後ろについたままだと走りのリズムが崩れると思ったので、単独走を選びました。
ただ、役員の人が100mごとに立っていて「あと○○m!」と応援してくれたり、頂上でブラスバンドの演奏があったりと、きついところでの応援はかなり力になりました!
2-4.五ヶ峠エリア下り 大会一番のトラブル発生!
きっつい登り坂の次は下り坂が待っています!
やっと下り坂だね!下り坂はどう走ったの?
登りとは変わって下り坂は大得意なので、ここで一気に切り替えてスピードアップをしようと走り方を切り替えました。
が、切り替えたとたんに左のハムストリングスに刺すような痛みが・・・。
え⁉何が起こったの?
急に速い動きになったからなのか、つりそうになりました。
これ以上ペースを上げると完全につって走れなくなると思ったので、気持ちを抑えてペースを落として様子を見ながら下って行きました。
足がつりそうになったらペースを落として様子を見ることが大切なんだね。
つり対策の記事は以下のものを参考にしてください!
/https://www.braking-3.com/keiren/
ただ、登りで離した人たちにどんどん抜かれていって、焦る気持ちもありましたが冷静に気持ちを落ち着けて下りきってから今の感覚がなかったらペースを上げてスパートをしようと思いました。
常に自分の体を確認しながら冷静になることが大切なんだね!
2-4.住宅街エリア ラストスパート!!
五ヶ峠の下り坂を下ってからは緩い下り坂が続く住宅街エリアに出ます。
つりそうになった足はペースを落としたおかげでつりそうな痛みはなくなり、ここから猛烈にスピードアップして追い越された人を追い越していきました!
足がつらずに追い上げられたんだね!よかった!
最終的な1キロ毎のラップはこの19~21キロが一番早かったです!
下り坂で思いっきりスピードを上げてしまうと、坂が終わった時に足がドンっと重くなって止まってしまいます。
箱根駅伝を見たことがある人ならわかるかもしれませんが、下りの6区は残り3キロの平地をどれだけ走れるかで、かなりタイムに差ができてしまいます。
下り坂もきちんと考えて走らないとダメなんだね
下りで追い越していった人は軒並み足が止まって動かなくなって下りの勢いはなくなっていました。
きつい登り坂、急な下り坂、そして強風とコースも天候も難しいものでしたが、今までの経験があったから走力のなさをカバーできたと思います!
3.まとめ~5年ぶりの大会出場の感想と反省~
5年ぶりに大会に出場して思ったのはやっぱり走ることは楽しいということです!
沿道の人に応援されること、自分でレースの展開に合わせて対応していくこと、自分の感覚を信じてペース配分を考えること。
それと、今回は何回もレースに出ている中で難しいレースでした。
今回の走り方のポイントとしては、
・強風の時は前の人を風よけに使って体力を温存する
・細かいアップダウンでは走りのリズムを崩さない
・足がつりそうになったらペースを落として様子を見る
・下り坂はスピードを上げすぎない
4つポイントを上げました。
目まぐるしく状況が変わる中で、走りながら自分の体の状態を確認して対応していく。
ちゃんと考えながら走ることが大切だね!
何回も言っていますが、考えながら走るか、本能のまま走るか。
今回の反省としては、五ヶ峠の下り坂に入ったところで切り替えたときにペースを上げすぎて足をつりかけてしまったことです。
下りでペースを上げられなかったのは残念だったよね・・・。
ここでペースを上げられなかったのはもったいなかったですが、対応はできたので良しとしたいと思います!
今回のレースはブランクがあってレース感もなくて走力もない状態でしたが、経験がいきたレースでした!
そして、やっぱり大会に出ることは楽しい!!
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