いざ初マラソン!

大会情報

スタート位置も確認し、トイレも済ませて時間通りにスタート位置についていざスタート!!

緊張なんて皆無です!だって失うものはないし、駅伝とは違って自分のミスは自分の責任で、道中で倒れようと周りに迷惑をかけることはない(役員は大迷惑)ですから(笑)

ようやくスタートからゴールまでの記事です。反面教師として参考にしてください(笑)

1.スタート

1-1.スタート

ピストルの音が響いて初マラソンがスタートしました。

スタート位置はやや後方。団子状態で最初はうまく自分のペースで走ることはできませんでした。ここでペースが分からなくなり、最初の1キロの通過は4分1桁でした。

感覚的にあまり速いとは感じず、ここからペースを落とすのも気持ち的に嫌だったので、このペースで行けるところまで行こうと思ってペースを落とさずにそのまま進めました。

復帰してから走ったことのないペース、大学時代にも25キロまでしか走ったことのないペースです。

普通に考えたら最後まで持つはずもなく、つぶれることは誰が見ても明らかです。

自ら地獄への扉を開き、突っ走っていく選択をしました・・・。

2-2.最初の違和感からのペースダウン

1キロ4分1桁のペースで走り続け、10キロほどが通過しました。シーズンベストです(笑)

そこから約2キロ走り、橋を越えるために坂を上りました。その時に足に違和感を感じました。

何か足が張っているような・・・。呼吸はまだ楽なんだけど足が重くなってきたような・・・。あと30キロぐらいあるけど、今の状態がこれだとこの先どうなるんだ?不安を感じながらも走り続けるしかないので、体の状態と相談しつつ走りました。

ペースも4分から5分前後ぐらいまで気が付いたら落ちてきていて、後に戻れない状態に近づいてきました。意識して落としたのではなく、動かなくなってきて自然にペースが落ちてきました。

頭の中は「どうしよう、どうしよう」と混乱してきて、落ち着かすためにもアームウォーマーの中に入れたようかんを食べてエネルギーを補給しました。

そんなこんなで体が思うように動かなくなってきて、ラップタイムも着実に落ちていき、初めての経験だったので頭の中は混乱。対策は全く考えておらず、それが正しいのかもわからずに、ようかんを食べてエネルギーを補給するだけ。

この後、動かなくなってきた足がさらに動かなくなる状態になります。         

2-3.初めての痙攣

足が重くなりながらも、何とかハーフまでは通過しました。大学1年以来のハーフの距離を通過!

とは言えまだ半分・・・。

1キロのラップは5分半まで落ちてきて、とうとうヤバイ・・・。呼吸も徐々にきつくなってきて、足は意識して前に出している状態。そして25キロ程を通過したあたりで、急に左足に激痛が走りました。

前ももが攣りました。初めての経験で、何が起こったのか最初分かりませんでした。とにかく痛い。そしてどうすれば攣った状態が治るのかがわからない。

とりあえずさすって、伸ばして攣った状態を元に戻し、再スタートしました。しかし、一度攣ってしまうともう完全に治ることはありません

少し走っては攣って、伸ばしてからまた攣って・・・。その繰り返しでした。

ラップタイムは6分を切ることはなくなり、走れなくなって歩く時間も長くなりました。

左足の次は右足、前ももの後はハムストリングスというように、足が満遍なく攣り、最初に攣った左足は痙攣してそれが収まるまで痛みに耐えて動かずに立ち止まったりとスペシャルドリンクの熱中症対策も意味を成しませんでした。

そんな状態で歩く、走る?を繰り返して何とかゴールまでたどり着きました。

初マラソンは4時間33分台。全く目標とかけ離れたタイムでした。完走できましたが、達成感は全くなく、ただ痛い思いをして走ったという思い出が残りました。

ここからしばらくして少しずつ悔しいという気持ちが大きくなり、リベンジをしようと思いました。

ゴールした時点では自分が人間ではなく別の生き物のようにまともに二足歩行ができない状態でした(笑)

2.ゴール

ゴール後の体の状態

足が攣る、痙攣するを繰り返して何とかゴールしてからは、しばらく動けませんでした。ゴールテープを切ってから自分の荷物を回収して着替える。この一連の流れがなかなかできなかった。

少し動くと攣るのでしばらく立まり、膝を曲げると攣るので膝を延ばし、股関節から足を出す意識で膝を曲げずにロボットのように移動しました。

そして、そこから着替えることがさらに地獄でした。膝が曲げられないのでランニングパンツが脱げない、ズボンがはけない、はこうとすると攣るのでしばらく悩んでいると周りからうめき声が・・・。

同じぐらいのタイムでゴールした人が周りにいるので、同様の状態の人も何人かいました。

みんな痛みに耐えながら着替えをしていて、自分も決心して激痛に耐えながら着替えをしました。

まとめ.初マラソンの完走、反省

初マラソンはある意味一生思い出に残るようなものになりました。

完全な準備不足タイムの見積もりの根拠のなさ、当日のレース運びの稚拙さが今回の反省点です。むしろ反省しかないようなレースでした。

足が攣ることも初めての経験で、全く対策もせず、知識もありませんでした。

以前の記事で書いている、「何も知らないことは何もできないこと」をここでもやってしまった。

確実に失敗のレースで、これを反面教師に皆さんはレースまでの体の状態を冷静に分析してタイム設定をしましょう。行けるところまで行こうはハーフマラソンまでで、マラソンでは通用しないと思います。

この失敗レースを教訓に、次からはきちんと自分を見つめてレースを設定することにしました。

次回はマラソン後の体の状態について書いていきたいと思います。

体・・・人間に戻るまで時間がかかりました。

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