マラソン完走のために必須なのがエナジージェル。
でも、種類が多すぎて何を選んだらいいのかわからない!
そんなお悩みありませんか?
確かにいろんな種類がありすぎて、何を選んだらいいのか分からないよ!
この記事ではそんなお悩みを解決します!
実際、どのメーカーからどんな商品が出てて、何がいいのか、どんな効果があるのかを比較していきます。
私自身がレースや長い距離を走るときの練習に使っている本当にオススメのものを紹介します!
1.エナジージェルの紹介
今回は4種類のエナジージェルを比較しながら解説していきたいと思います。
比較するのは、以下の商品です。
アミノサウルス白 | アミノサウルス黒 | モルテン白 | モルテン黒 | メダリスト | マグオン | |
価格 | 378円 | 378円 | 1058円 | 1078円 | 270円 | 302円 |
カロリー | 123kcal | 111kcal | 100kcal | 100kcal | 106kcal | 120kcal |
炭水化物 | 25g | 22g | 25g | 25g | 26g | 30g |
カフェイン | 75mg | 100mg | ||||
マグネシウム | 50mg | 50mg | 50mg |
1-1.アミノサウルス
まず紹介するのはアミノサウルスです!
症状別でも紹介しますが、オールマイティなジェルですべてのお悩みを解決してくれるジェルだと思います!
黒と白があるけど、何が違うの?
黒と白の違いは成分になります。
それぞれの成分の違いは以下になります。
白にはカフェインが、黒にはアミノ酸がそれぞれ含まれています。
カフェインは集中力を高めてくれて、アミノ酸はエネルギー効率を高めてくれるので、目的別に使い分けてください。
ジェルですのでねっとりとした舌触りはありますが、味がマンゴーとレモンでどちらも飲みやすく個人的にはおいしく感じました。
後半になって口の中の水分が少なくなると飲みにくくなるので、気になる人は給水所の手前で補給することをおススメします!
1-2.モルテン
次に紹介するのはモルテンです!
このエナジージェルはほかのものと比べると値段がかなり高いですが、キプチョゲ選手も愛用しているので、値段に見合った効果が期待できます!
モルテンの特徴は糖質を素早くエネルギーに変換する技術が使われていることです。
「ハイドロゲル技術」」と言って、糖質が胃から腸へ素早く送られることで胃に負担をかけることなく短時間でエネルギー源に変換されます。
これも黒と白があるけど、何が違うの?
2つの違いは、白のほうにカフェインが含まれていることです。
レースへの集中を高めたいときは白を選びましょう!
その他についての違いはなく、味や食感はようかんに似ていて、咀嚼しなければならないので、流し込んでエネルギーを補給したいという方は合わないかもしれません。
1-3.メダリスト
次に紹介するのはメダリストです!
ほかのエナジージェルと比べると比較的値段が安く、個人的には使用感、味は一番お気に入りです。
味がいろんな種類あって楽しいね!
ほかのエナジージェルがドロッとした食感なのに対し、メダリストはゼリー状になっていて味が濃くなく、後に引かない味になっています。
味も4種類と豊富で自分に合った味を探してみるのもいいと思います。
1-4.マグオン
次に紹介するのはマグオンです!
マグオンの特徴は水溶性のマグネシウム含有な点です。
水溶性のマグネシウムは体への吸収が速い点が特徴で先に紹介したアミノサウルスに含まれているマグネシウムよりも吸収力が高くなります。
これも味の種類がたくさんあるね!
個人的にはピンクグレープフルーツ味がおいしく感じました。
食感はドロッとしていますが、他のものと比べて味はそれほど濃くなくてすっきりと飲むことができます。
2.症状別のオススメ
マラソンを走っていると必ず何かしらのトラブルが起きます。
何も起こらずにゴールすること自体難しいよね・・・。
その対策としてエナジージェルの紹介をしましたが、次からはトラブル別のおススメのエナジージェルを紹介していきます。
2-1.エネルギー切れ
マラソンは長時間体を動かしているため、かなりのエネルギーを消費します。
体の中のエネルギーが切れることをハンガーノックと言いますが、ハンガーノックになると頭が働かなくなり、体も動かなくなります。
この際におススメなのが、素早く糖質補給が可能な「モルテン」です。
私自身練習中やマラソン本番で経験したことがありますが、視野が狭くなったり頭がボーっとしたりしました。
この症状の対策としては糖質をとることが重要で、今回紹介したエナジージェルの中でも吸収が一番早いのがモルテンです!
2-2.足がつる
体内の電解質のバランスが崩れると筋肉が以上に収縮して痙攣してしまいます。
特に暑い時期の距離走や汗をたくさんかいた状況では足がつる傾向が高くなります。
足つりには毎回悩まされるんだよね
私自身も何回もマラソンを走っていますが、つらなかったレースはほとんどありません。
足つり対策としては、電解質を補給すればいいので、「マグオン」がおススメになります。
水溶性のマグネシウムを含んでいるので吸収が速いのが特徴で、エネルギーも同時にとれるので、自分が痙攣しやすい体質だと思う人は準備しておいた方がいいでしょう。
2-3.後半の疲労、翌日の疲労軽減
マラソンを走っていると後半になるにつれて疲労が蓄積してきます。
疲労感の軽減についてはアミノ酸が入っているものがおススメです。
アミノ酸は筋肉の修復に役立つ効果があるといわれていて、レース中にとることでマラソン後半の筋肉の疲労感の軽減、レース後にとることで翌日の疲労感の軽減に効果があります。
アミノ酸を効率的に摂取するためには「アミノサウルス」がおススメです!
レース中はカフェイン入りの白を中盤に、レース後半は黒を摂取して疲労軽減の対策をしましょう!
2-4.上記全て
全ての対策としておススメなのが「アミノサウルス」です。
糖質・マグネシウム・アミノ酸とすべての成分がアミンサウルスには含まれています!
とりあえず迷ったらアミノサウルスだね!
カフェインが含まれている白をレース中盤、アミノ酸が含まれている黒をレース終盤に摂取してエネルギー切れ、つり対策ができます!
レース終了後の筋肉の修復のためにアミノ酸が含まれる黒をさらに摂取して翌日にも疲労を残さないようにしましょう!
3.レース中の飲むタイミング
エナジージェルってどんなタイミングで飲めばいいの?
補給としては大体給水所が5キロおきにあるので、通過したタイミングで飲めばいいと思いますが、通過時間は人それぞれ、たどり着く前に上記のトラブルが起こるかもしれません。
なので、次からはエナジージェルの摂取タイミングについて紹介していきます。
3-1.レース開始1時間後
結論からですと、スタート1時間後に1本飲むのがおススメです。
それ以降については30分おきを目安に1本飲むことをおススメします!
どうして30分おきなの?
理由は以下になります!
・固形の炭水化物の消化吸収は約4時間
・エナジージェルの炭水化物は吸収に約1時間
レース前の食事は基本的にはスタート4時間前には終わらせるようにします。
これは消化吸収の時間を考えての時間になります。
一方エナジージェルは、消化吸収されやすい状態で摂取できるので、吸収までの時間が短くすぐにエネルギーになります。
体の中にエネルギーを常にためておくためにも30分おきにエナジージェルを摂取する必要があります。
3-2.エネルギー切れになるタイミング
いわゆる30キロの壁と言われるものは、体の中に蓄積させた糖質が枯渇した状態になるタイミングと大体一致します。
30キロ過ぎてから体が動かなくなるんだよね
この30キロの壁を克服するためには、先に説明した糖質をしっかりと蓄えておく必要があります。
目安として30分おきに摂取することをおススメしましたが、長い時間体を動かす分エネルギーを消費するので自分で足りないと感じたらこまめに補給することをおススメします!
4.持ち運び方
マラソンだと結構ジェルを持たないとだけど、どう持ち運べばいいの?
私自身はアームウォーマーの中にジェルを入れて自分のタイミングで飲んでいましたが、何個も入れると重く感じますし腕も疲れます。
暑い時期だとアームウォーマーも使えないので、別のやり方でストレスを感じることなく持ち運べる方法を以下で紹介します!
・ランニングベルトを使う
・ポケットのあるパンツを使う
走っているときにはできるだけジェルが揺れない方がストレスを感じません。
そのためにはできるだけ体にフィットしたものを選ぶことがベストですので、多機能のランニングベルトの中にジェルを入れて着用するとストレスなく走ることができます!
このベルト機能を搭載したランニングパンツもあるので、ベルトをつけると重さが気になるという方はランニングパンツにジェルを入れて走ることをおススメします!
5.まとめ
今回の記事は各商品の成分を比較し、トラブルごとにおススメのエナジージェルを紹介しました。
しかし、今回紹介したエナジージェルをとることによってすべての問題が解決するわけではありません。
エナジージェルはあくまでも「補助」であって日々のトレーニングをしっかりと行っていなければ目標としている記録には届きません。
しっかりとしたマラソン練習をして、最後の記録の一押しのために、今回紹介したエナジージェルを試してみなさんの目標に近づけるようになればうれしいです!
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