全国各地でマラソン大会が開催されています。
ランニング初心者の人も大会は出ずに健康のために走っている人もいるかと思いますが、走っていて「大会に出てみたい」と思うようになってきた人もいるかと思います。
自分がどれぐらい走れるようになったか試してみたくなるよね!
でも、具体的に何をどう準備したらいいのか分からない!どれぐらい走ればいいの?どれぐらいのペースで走ればいいの?補給食って必要なの?
私自身知らないことが多すぎて、たくさん「失敗レース」を経験しました。
社会人になってからは各地のロードレースに年5回程度出場してトライ&エラーを繰り返してやっと自分のやり方を確立したので、迷っている方は是非参考にしてください!
具体的な準備は以下になります!
・距離に合った走り込み
・適切なペース設定
・補給食
次から1つずつ解説していきます!
1.距離に合った走り込み
1つ目は「距離に合った走り込み」です!
「距離に合った」って具体的にどれぐらい走ればいいの?
結論から言うと、最低でも「自分が出場予定の大会の種目の距離」を止まることなく走り切れるようになることです!
「自分が走ったことのない距離を本番で走る」ことを想像してみてください。
不安しかないね…。
10キロしか走っていないのに、いきなりフルマラソンに挑戦!失敗のフラグしかたっていません・・・。
私自身、初めてのマラソンは最大で15キロ程度しか走っていない状態での出場だったので、100%失敗レースになることは誰でも予想できるものでした(詳細についてはいざ、初マラソン!を参照してください)。
最近のロードレースでは短い距離で10キロが種目的には多くなっています(5キロもありますが少数です)。
欲を言えば距離への不安がなくなり、心理的な余裕が出るので、自分の出場種目の種目プラス5キロ程度は止まらずに走れるようになるのが理想です!
2.適切なペース設定
2つ目は「適切なペース設定」です!
ペース設定には一般的に3パターンがあります!
・前半速いペースで入る貯金型(ポジティブスプリット)
・スタートからゴールまで同じペースで走る(イーブンペース)
・後半にペースを上げる尻上がり型(ネガティブスプリット)
長距離種目では、できるだけ「イーブンペース」で走ることがいいタイムを出す条件になります。
イーブンペースは体に最も負担のかからないペース配分でのレースになるので、後半にバテテ失速するリスクが低くなるので、好タイムが出やすくなります。
子どもの頃のマラソン大会を思い出してください。最初ものすごいペースで走りだしても、ゴールはバテテ失速して下位になっている人がいませんでしたか?
足が止まって呼吸がきつくなるとその先に待っているのは地獄しかありません…。
でも、自分のペースがよく分からないんだよね…。
マラソン大会では目標タイムごとにブロック分け(早い人からA、B、C~など)されていて、ゼッケンの番号が近い人ほど同じタイムで申し込んでいます。
私の場合は一つの目安として「ゼッケン番号の近い人」についていって、速く感じたら離れて後ろで走っている人についていくようにしています。
同じ目標タイムならペースのいい目安になるよね!
最初の頃は自分でペースを作って走っていましたが、大抵後半失速して失敗していました。
人の後ろについて走ると風よけにもなりますし、ペースを考えなくていいので心理的にも楽に走れます!
もし迷ったら最初は「ゼッケン番号の近い人」を探して一緒に走ってみてください!
3.補給食
3つ目は補給食です!
お腹が減っている状態では走れないし、逆にお腹がいっぱいの状態でも走れませんよね?
補給食は走る上でエネルギー切れを防ぐ目的で取る必要があります。
補給食ってゼリーとかだよね?どんなものがあるの?
補給食についてはフルマラソン完走のための準備~補給食編~を参考にしてください!
マラソンなんて長距離走らないよ!5キロとか10キロだよ!という人におススメなのが、アミノバイタルとスポーツようかんです!
私自身レース前には必ずどちらも食べるようにしています。
アミノバイタルはリンゴ味でアミノ酸が入っているのと、何よりも飲みやすくておいしいので気に入っています。
スポーツようかんについては、こちらもおいしいのはもちろん、小さく持ち運びもできて食べるときに手が汚れないように袋を押すと出るので食べやすくてお気に入りです!
味がおいしいものを食べたいよね!
どちらも私のお気に入りなので、いろいろ試してみて自分に合った補給食を見つけてください!
エネルギー切れが起こると体が動かなくなるので、走る前は必ず食べるようにしましょう!
4.まとめ
以上マラソン大会に向けての準備3選について書きました。
ポイントは以下になります!
・距離に合った走り込み
・適切なペース設定
・補給食
走り込みとペース設定については普段自分がどれぐらいのペースで走っていてどれぐらいの距離を走っているか振り返る必要があります。
背伸びをしないで自己分析をすることが大切だよね!
無理なペース設定、走ったことのない距離を走ろうとする…頑張れば完走できるかもしれませんが、その後に継続して走ることはかなり気持ちが強くないとできないと思います。
私自身は大失敗レースをして、リベンジの気持ちで続けて来れましたが、大抵の人は走ることが嫌になって辞めるのではないでしょうか?
きつい思いをしてまた続けようって気持ちはなかなか起こらないよね…。
何事も一歩ずつ少しづつ階段を上るようにして進んでいければいいのではないでしょうか。
少なくともこの記事を読んでくれている人には走ることを嫌いになってほしくないと思っています。
走ることを好きになってもらえるようにこれからも情報を発信していきたいと思います!
では、また。
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