3週連続の第1戦、犬山ハーフマラソンに参戦しました。
前回存分に楽しんだスイーツマラソンから1か月後、大学1年生以来4年ぶりの犬山ハーフマラソン。
あまりにも久しぶりすぎてコースも覚えてないし、家からは遠いしで、結構大変(笑)
練習内容も変更してスピードよりも距離を重視し、自分自身を実験のような感じで試してみました。
1キロごとに距離表示があるので、自分の感覚とラップペースを確認しながら行こうと決めて臨みました。
今回は1週間前の調整から大会レポートです!!
1.調整方法と食事
1-1.1週間前調整
現役時代と同様に大会1週間前に調整を行いました。
具体的には
- 疲労を抜くためにゆっくり40分程度ジョグ(感覚的にキロ6分ぐらい)
- 4日前に刺激で5分ほど8割の力で走る(筋肉、心肺に刺激を入れて動きをよくするため)
- 前日は30分リズムよく軽く息が上がる程度のペースで走る
以上のことを行いました。
大学時代は前日にキロ4分30秒で6000m、そこから1000mごとに10秒上げて最後は4分10秒で8000mまで走りました。
走る距離によって前日の練習が変わっていて、短い距離だと1000mを1本、長い距離だと8000mといったように監督が分けていて、今回は大学時代の調整方法でやってみて、感覚的にリズムよく、体も軽くなりました。
1-2.大会前、当日の食事
みなさんは大会の前日や当日の朝はどんな食事をしていますか?
よく知られているのは炭水化物を普段より多めにとる「カーボローディング」だと思います。詳しいことは別の記事で書きたいと思いますが、簡単に説明すると走るためのエネルギーの糖質を普段よりも多めにとってエネルギー切れを防ぐための食事法です。
ここでは避けるべき食事について、前日は消化の悪い揚げ物は避けましょう。胃に負担がかかるのと、油物は消化に時間がかかります。勝つためにカツ丼を食べる・・・。やめましょう!
それと根菜などの食物繊維が多いものもお腹にガスがたまるので避けるのが無難です。さらに生ものは避ける。あたる可能性があるのでこれは絶対です。
それと食べ過ぎにも気負つけましょう。カーボローディングを意識してご飯を普段より食べて前日に体重が増えて体が重くなり走れなくなる・・・。一度それで失敗した経験があります・・・。
意識するべきことは、
- 消化のいいものを選ぶ
- 繊維質の多いもの、生ものは食べない
- 自分の中の適量を食べる
この3点です。
自分の場合は雑炊を食べるようにしました。ごはん、卵、豆腐の3つを入れた雑炊です。消化が良くてたんぱく質もとれる。これを大会の前日の夜と当日の朝に食べます。
他は納豆でビタミンB、オレンジジュースでビタミンCなどおかずは栄養を考えて軽めに食べていました。
2.いざ、犬山ハーフマラソン!
2-1.コース紹介
私が走った時とコースが変わっているかもしれませんが、コースは基本的にフラットで走りやすいコースでした。
途中に橋があり、そこでアップダウンがある程度で走りやすく、記録の狙いやすいコースだと思いました。ただ、コースが直線的なため風が吹いたときは走りにくいかなっていう印象でした。
新潟シティマラソン、スイーツマラソンとコースを調べずに大会に臨んで心の準備ができていなかったので今回はキチンとエイドや折り返し、高低差などを調べました。
コースの様子を調べたいけど試走なんてできないよ!ていう方はGoogleマップでコースを辿って調べるのも一つの手だと思います。
2-2.レース内容
今までは1キロのラップがわからずに練習していましたが、今回のコースは1キロごとにキロ表示があるため、自分の感覚を信じて走ろうと思いました。
スタート位置はやや後方、スタートのピストルがなって集団がゆっくり進み、なかなかスタートラインにたどり着けませんでした。
マラソンであるあるなのかもしれませんが、申告タイムでブロック分けがされています。前が進まないからと言って前の人を押したり、歩道にそれて走ったり(コースから外れたとみなされ、失格扱いになります)・・・。全部マナー違反です。自分の実力にあった位置にいるわけですから、周りに迷惑をかけないようにして記録を狙いましょう。
さて、スタートしてから自分の感覚で走り始め、最初の1キロはスタートの混雑もあって4分30秒ぐらい。コースは見通しのいい直線、近くにちょうどいいペースの集団がいたので、その集団をペースメーカーにしました。
3キロぐらい走って人もだいぶばらけてきて、いい感覚でついていける集団に入ることができました。ラップタイムは4分ちょうど。ペースは速いけど、感覚は楽だったので、このまま行けるところまで行こうと決めてついていきました。
集団の後ろについて風よけに使い、給水もとりやすい位置に移動しながらペースを刻んでいきました。
8キロ手前あたりから4分を切って3分55秒ぐらいまで上がり、しばらくそのペースを維持していましたが、15キロ手前できつくなってきてペースを4分に落として一人で単独走になりながら我慢、我慢、我慢ととにかく耐えて、風や坂に耐えて何とかゴールしました。
先ほどから「感覚」という言葉を使っていますが、これについては言葉で表現するのが難しく、人それぞれの感じ方だと思うのですが、1番自分の調子を確認しやすいのが「自分の感覚のペースと実際のペースが同じか速い」ことだと思います。それでペースが速いと感じない、呼吸が楽だとハーフなら最後まで走れるでしょう。
2-2.レース結果
スタートから集団でレースを進め、キロ4分を切るタイムで気持ちよく感覚よく走り、後半は我慢して何とかゴールできました。
記録は1時間25分13秒で平均4分2秒でした!
2度目のハーフマラソンでのこの記録は納得というか、できすぎていると思いました!
3.まとめ
人生2度目のハーフマラソンは自分の中ではいい記録で行けたと思います。コースも比較的フラットで、走りやすく、運よく近くに同じぐらいのペースの集団がいたのでそこについていって楽に走ることができました。
一番記録につながったのは同じペースの集団に入れたことだと思います。自分でペースを作るよりも人にペースを作ってもらう方が気持ちも楽ですし、何も考えなくていいので単独走よりは断然楽です!
走り始めて2,3キロすると大体同じぐらいのペースで走る人が周りに見られるようになるので、すかさずその人の後ろについていきましょう。きつくなったら後ろに下がって追いついてきた人にまたついていって・・・を繰り返せば大崩れすることはないと思います。
走り方の工夫次第で記録は今までよりも伸びます!下準備を欠かさずに大会に挑みましょう!
次回は2回目のフルマラソンについて書いていきたいと思います。
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