初マラソン後の練習

トレーニング

初マラソンを走った後、体が戻るまで2週間近くかかり、練習自体も通常の練習に戻るまでかなり時間がかかりました。

それでも初マラソンでは思っていたような走りが全然できず、悔しい思いをしたので絶対にリベンジしてやるぞ!という気持ちになりました。

今回の反省から走り込み不足が原因であると考えたので、段階を踏んで次の大会はハーフマラソンを走ることにしました。

ここではそこまでの練習内容、エントリー大会を紹介していきたいと思います。

1.初マラソン後、回復してからの練習

1-1.まずはジョグから

走れる!という感覚になってからも継続してジョグは続けました。むしろ1か月ほどジョグしかしませんでした。

その理由としては、基本に戻って自分の走り方の確認、距離と時間の耐性をつけるためです。

走り方の確認とはつまり効率のいい走り方の確認です。今まではストライド走(歩幅を広くとってバネのある走り方)でしたが、ピッチ走(歩幅を狭くし、足の回転を速くする走り方)を意識するようにしました。

詳細は後日書きますが、ストライド走はスピードが出て速く走れる分、足に対する1歩のダメージが大きく筋力が必要になります。十分な筋力がない状態で現役時代のストライド走で走ったため、足が持たずに失速、痙攣といった結果になりました。

1-2.ピッチ走への切り替え

そこを踏まえて今後はピッチ走で走ることを意識しました。ピッチ走は足の回転を速くすることによって1歩のダメージを少なくすることができます。足に負担が少なくなる分長い時間走ることができます。体を前に進めるために足の引き上げや足の回転を速くしなければならないのでそれができないとあまり前に進まず、もがいているような走りになります。

自分の走りを変えることは無意識で走っていた時よりも走り方を意識しなければならなかったので、最初はもがいているような走り方になっていました。足を速く回転させる分股関節をより使うようになり、股関節周りが筋肉痛になったりもしました。

慣れるまでは時間がかかりましたが、頭の中でリズムを「1,2,3・・・」と刻んで走るようにして足のピッチを上げていって走るように意識しました。

1-3.流し、分割走

ピッチ走に慣れてからはスピード練習も取り入れるようにしました。最初はジョグの後に100mほどの流し(8割程度の力で走る)から始めました。この時も頭の中で「1,2,3・・・」とリズムを刻んで走ることを意識しました。

流しができるようになれば、次はインターバルというように練習の内容を少しづつレベルアップしていって自分自身もレベルアップしていきました。

流しの感覚がよくなってからは分割走を行うようにしました。

分割走とは、60分のジョグのうち2分~5分程度ジョグよりも早いペースで走り、走り終わったら5分程度ジョグのペースに戻し・・・を繰り返す練習になります。GPSの時計がなかったので正確なペースはわかりませんが、感覚で最初のうちはキロ6分程度のジョグから始め、ペースを上げるときは5分半程度まで上げて走りました。

これも慣れてからペースを早くし、走る時間を延ばしていきました。この練習をすることでジョグのベースのタイムが上がっていき、速いペースで長い時間走れるようになりました。

ほんとに少しずつ、背伸びをせずに短い時間、距離を刻んでいって練習のレベルを上げていきました。

2.次の大会へのエントリー

こうやって少しずつ走れるようになってくると大会に出て自分の力を試してみたい気持ちになりました。

そこでランネットで大会を検索し、1月に大会があることを発見!早速エントリーしました。その大会名はスイーツマラソン!当時はまだ始まったばかりの大会で珍しく、エイドにスイーツ、ゴール後にスイーツとかなり魅力的な大会!!(力試しの趣旨が変わってる(笑)

スイーツに引っ張られながらも、種目はハーフマラソンにエントリーしました。マラソン後の大会にはこれぐらいの感じのものがいいのかな(スイーツを食べたい言い訳)?

・・・とにかく、あまり気負わずに楽しむことを第一に考えて走ろうと思いました。

いきなり辛くてキツイ、マラソンがらスタートしたのでこの大会にエントリーした時は記録よりも楽しんでいこうと、もう楽しみで仕方ありませんでした(笑)。

3.まとめ 一歩一歩楽しむように

復帰後の練習はとにかく背伸びせずに、じっくりと刻んでいくことを意識しました。学生の時は無理してでも前についていかなければいけないと思っていましたが、社会人になってそんなこと考えなくてもよくなったので気持ち的にも楽になりました。

背伸びの練習はケガのリスクもありますし、何よりできなかったときに自信がなくなってしまいます(特に感じない人は別として)。

小さい目標を立ててそれを達成していく、小さい成功体験を積み重ねることによって自信もつきますし、何より楽しんで走れるようになります。

スイーツマラソンにエントリーしたのも楽しむ(いいわけ)ために、自分のリスタートとしてはいい大会だと思って(建前)エントリーしました。

次回はその大会の様子について書きたいと思います。

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